こんにちは 高津区で糖尿病、甲状腺の専門医による診療、訪問診療を行っています「田園都市溝の口つつじ内科クリニック」院長の竹野です。

 

先日日本甲状腺学会より専門医更新の了承の書類が無事とどきました。

 

甲状腺学会の専門医は5年に1度更新が必要になります。

多数の症例についての経験やその症例についての専門医としての治療計画、考察などを学会に提出し、また毎年学会に参加し、専門医として必要な知識の取得(講習受講)が義務づけられており(正確には5年間のうち4回受講になります)対応を行うことによりはじめて専門医の了承をうけることができます。この専門医認定を更新維持するにはきわめて厳格な基準で毎回審査を受けることになります。

 

今年もその日本甲状腺学会学術集会に出席するため前橋にいってきました。

台風が直撃するため最終日まで出席はできませんでしたが、現在の甲状腺診療のトピックスを学び、また順天堂大学時代に甲状腺診療をともに行っていた先輩や後輩の皆さんと久しぶりにお会いすることができ大変有意義な時間を過ごすことができました。

 

当院がある神奈川県には私を含め現在34名の甲状腺専門医が勤務されています。

神奈川県の人口は現在約9,200,000人といわれています。統計にもよりますが、10人に1人といわれる甲状腺疾患の罹病率を考えてもまだまだ専門医が不足しているのが現状です。

当院では甲状腺超音波検査や、採血検査により甲状腺の検査や治療を行っており、また必要と判断した際には近隣の連携専門医療機関へのご紹介をふくめた病診連携も随時おこなっております。

甲状腺のことについてのご相談などありましたらお気軽にご来院ください。

 

田園都市溝の口 つつじ内科クリニック

院長 竹野 景海